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2012-10-13 14:50 | カテゴリ:Event
久しぶりの更新です

 先月末の更新からブログが止まってました。何でかというと演劇の地区大会があったからなのですが、何でか例年以上の疲労の蓄積でようやく本日の更新となりました。我々の石狩支部は今年参加校42校という日本で一番の出場校数のブロック。その分運営側の我々の仕事も半端じゃないわけです。そして11月には札幌で全道大会が行われるため、その準備も並行して行っているわけです。

 本校の出番は大会3日目の最終上演。会場となるのは札幌市教育文化会館小ホール。石狩支部の演劇部員にはホームグラウンドというか聖地です。

 今年の舞台は、異例なくらいゆったりしたペースの芝居です。高校生にはアップテンポな舞台が好まれる訳ですが、その流れ背を向けた舞台。台詞のない無音の中、黙々と芝居が続けられます。その分、細かい部分にはこだわって演出してはいます。

 緞帳が上がると、基本顧問は何もすることはないのですが、よほどのことが無い限り、客席で観ることは少ないです。大体どこにいるかというと、舞台の袖にいます。普段は下手袖に私がいることが多いのですが、上手袖にいる舞台監督の生徒に「どっちにいればいい?」と聞くと、「横にいてください」と言われたので上手に待機。実はこれが後に幸運をもたらすわけです。

 上演開始、20分あたりを過ぎたころ、舞台監督の生徒に「いつもより、ペースが遅いです」と報告があありました。舞台上の役者に巻きのサインを送るものの、ペースがあがりません。3分押しになった段階で決断が迫られます。

 大会は規定により上演時間は60分以内となっております。ですから1秒でもオーバーするとペナルティが課せられます。まぁペナルティというより、進行に迷惑をかけることは避けたいところ。

 そこで顧問の決断は「シーンをカットする」ということ。これは正直やりたくないのです。だって、そのシーンのため、生徒は一生懸命練習をしているわけですから、その努力を無駄にさせたくはないです。だからといってそのままやると全体に影響が及ぶ…この辺りは、生徒に判断させられない部分、顧問の責任でやるしかないのです。舞監に「シーン、2つ削るぞ」と告げます。しかし、ここで問題が。何かというと、一見舞台上には2人の役者しかいないように見えますが、パネルの裏にほぼ全役者が控えております。さて、どうやって「時間が押しているので、このシーンとこのシーンをカットするぞ」と伝えりゃいいんでしょう。

 真面目に、舞台上の役者にメール送ろうと思いましたよ(笑)。ただ間違って舞台上で着信音が鳴ったらアウトなので、それはできません。じゃあどうするかというと「テレパシー」でしょう。テレパシーは大げさですが、伝達方法は身振り手振りと表情と普段の信頼感でしょうか。下手袖にいた他校の先生も私の様子に気が付いてくれ、そこから「上手の顧問に注目しなさい」という合図を送ってくれました。会館の舞台スタッフも懐中電灯を使って、上手に注目するサインを送ってくれてます。ありがたい…。一番上手側の三年生の生徒に、このシーンとこのシーンを削るから、舞台上の奴らに伝えなさい…と伝達、向こうも親指を立て、了解!の合図。
ただ、それで、当該役者に伝わる保証はないし、先頭のその生徒が間違って理解してたら、もうアウトです。すでにもう舞台上がどうなっているのかは私の眼中にはありません。
 結果的にはさすがの三年生。顧問の要求したしたシーンを瞬間的に削り、終わってみると規定時間内で緞帳を下ろせました。

 本番中、こんな状況でカットするって事はかなりのアクロバット的な行為ですが、それを見事にやった三年生を褒めてあげました。芝居の出来云々じゃなく、こういった緊急事態を皆でカバー出来たことが私としては嬉しいことです。

 芝居が終わった後、いつもよりも、「良かったよ」というコメントをもらいました。今回使ったパネルの発想が面白かったよとか、演劇におけるパネルの可能性が広がったね、舞台の使い方が良かったよとか。まぁ、こうやって褒められる時って大抵審査結果はがっかりなのが現実です。まぁでも舞台を褒められるのは正直嬉しい事です。

 大会最終日に、審査結果発表。審査結果は「努力賞」。正直部全体が落ち込んでます。努力賞は6年ぶりでしょうか。生徒には「顧問の責任だよ、お前らは何も背負い込むことないからね。」と告げました。三年生が引退し、下級生も入れ替わりがあるので、もう少ししたら新体制でスタートです。今は顧問生徒ともに充電期間とします。ただ、審査員の講評でも「舞台転換は☆☆高校や、○○高校(うちです)の方法を是非参考にしてみて下さい」というように言ってもらえるとちょっと救われますね。

 ただ表彰には思いがけずおまけがつきます。何かというと「舞台技術賞」を頂いたわけです。これは舞台美術、音響・照明、スタッフワークがすぐれている学校贈られる賞で、会館のスタッフの審議で決定されます。顧問としては、一度は獲ってみたい賞だったわけです。 

 会館の舞台担当の方から、後で「スタッフで満場一致だったよ」と聞きました。今回は色々な問題、反省事項と将来への可能性、課題を貰った大会となりました。また頑張らねば…、という感じで、どんどん泥沼にはまって行くんでしょうね。

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