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2011-08-09 15:47 | カテゴリ:Touring
アバカン(網走監獄)に行こう!!


 前回に続き、道北への旅です。

 監獄博物館の門をくぐると、橋があります。その名も『鏡橋』。囚人が収容される時、そして出所する時、必ず通るこの橋。川の水面に映る自分の姿を見、襟を正して生きていくというとこから付いた名前だそうです。

 では、入獄して参ります!

 
 網走刑務所と聞けば、凶悪犯が収容される恐ろしい場所なイメージがありますが、決してそんなわけではないのです。この辺りは高倉健の人気シリーズ『網走番外地』の影響も大きいみたいです。あ、ちなみに網走刑務所の住所は「番外地」ではありません、念のために。

 ちょうど夏休み、七夕(北海道は8月7日です。)だったのか、イベントか何かで、流しソーメンをやってました。「無料」ということで、試食程度いただきましょう。すると、おばちゃんはもうそれは景気よくこれでもかこれでもかと、ソーメンを流し続けます。ペース早過ぎです。もうどんどん茹でて流す流す流す…。無料なんすけど、これ。こっちが心配するほどの大盤振る舞い。


 博物館といえば、基本撮影禁止なんですが、ここは基本OKです。しかも眺めるだけではなく、実際に手で触れる展示なので楽しめます。
 現在の独居房を再現した部屋にも入れます。昼食のサンプルを食べるポーズですが、すみません…何だか妙に、私馴染んでませんか?まるで自分の部屋のようなんですが…。



 ちなみに網走監獄は明治23年、631人の漁村網走に突如1200人の囚人と173名の看守が送り込まれた事から始まりました。時は自由民権運動が激化する中、そうした政治犯・思想犯急増。そこで明治政府は、南下を目論む帝政ロシアの脅威に対し北海道開拓を進めるため、ここ北海道に集治監を設置したわけです。まさに一石“三鳥”です。

 ここでは、明治の時代を再現したコーナーがあり、実際当時の柿色の囚人服を着て、囚人体験が出来ます。私は上着だけですが、ちゃんとズボンも用意されており、その気になれば完全再現もできます。編み笠は連行される際かぶらされたもので、実際かぶると外界が見えません。これは囚人に連行するルートを覚えさせないためなのと、周囲の興味本位の目から囚人のプライバシーを守るためだそうです。タオル被せられるよりこちらの方がいいかもしれません。


 おっと、いきなり北斗の拳のリュウケンが登場!と思いきや『教誨堂』の再現です。いきなり「北斗七星点心!」という大技を仕掛けてはきません。そこで、安心して2ショットで撮影してもらいました。ちなみにここでの掟は、受刑者の顔が写らぬような配慮をするようにとのこと。そこで受刑者(私)の顔にご覧の通りの特殊メイクを施してみました(汗)。


こちらは食堂。ちなみにここは見学客向けの食堂です。にも関わらず、再現マネキンが黙々と食事してます。実際かなり悪趣味です(笑)。
 現に、食堂に入ってすぐ、こいつらがいるので、お子様は「こわーい、いやだぁぁぁぁぁぁああぁ!」と泣き叫んでました。
 私も混ざって撮影してもらいました。ちなみにここでの掟は、受刑者の顔が写らぬような配慮をするようにとのこと。そこで受刑者(私)の顔にご覧の通りの特殊メイ…(以下略)。


 ここの看板メニューは『監獄食』。現在の網走刑務所のメニューを再現したものです。3枚目の写真で私が食べるフリしてたやつです。
 刑務所の食事を、一般的には「臭い飯」といいますが、米・麦(7:3)の主食に、脂ののったホッケの焼き魚、とろろ芋、フキの煮物、ワカメとネギの味噌汁というヘルシーな内容。味はというとさすが北海道、魚も野菜もおいしいです。
 ちょうどオーダーストップぎりぎりに注文したので、この日ラストの監獄食となってました。


アバカン・ダイジェスト!



 監獄だけではなく、日本で6番目に古い裁判所も復元されております・ここは『被告人控室』。それにしても昭和の暴走族のようなワルい顔の復元マネキンです。

「知らねーよ、俺じゃねー、やってねーって言ってんだろぉー!」

そう叫びながら、無罪を訴えているかもしれません。彼はこう見えても、工場の昼休み、ノラ犬にお弁当を分けてあげるなど優しい一面もあるかもしれません。




 でました!これまた一段と人相の悪い、明治の看守。囚人たちを容赦なく痛めつけてそうです!


 ここは心臓の悪い方はご注意を。『休泊所』といって、監獄外でタコ労働させられる時に寝泊りする仮宿舎。またの名を「動く監獄」。
 薄暗い宿泊所の中に、妙に生々しいリアルな復元マネキンたち。困った事にセンサーでしゃべったり、動いたりします。このマネキンに混ざって人間が寝ていたらさぞかし悲鳴があがるんでしょうね。


 リアルなマネキンですので、めいめい色々な寝方をしています。中には彼のように、神経質で寝付けない、なんていうマネキンもいます。


 ここは『浴場』。受刑者の楽しみでもあった入浴ですが、1000人以上で、夏は月5回、春秋冬は月1回、一人15分という短時間の入浴でした。湯船では片膝をついて入るなどの厳しいルールがあったそうです。背中には見事な彫り物をした人も何人かいるようですが、ここではそんな人もとりあえず普通に入浴できますのでご安心を。


『五翼放射状平屋舎房』。226の雑居房・独居房があります。木造の古い建物ですが、ここでも実際に房の中に入る事ができます。それにしても網走の冬は寒いので、通路に置かれたストーブではさぞかし大変だったでしょう。


 房の格子は斜めに組まれており、看守側から見ると、房の中が丸見え、囚人からは房の外が見えない工夫などがよくわかります。

 実際この房から脱走した人物もおり、その超人的な方法も紹介されております。見終わった感想は不謹慎ですが「おもしろい!」です。定番観光スポットですが、昨年『監獄歴史館』もリニューアルされており、「見る博物館」から「体験する博物館」になっている点も今風でしょう。ですから、前行ったよ!という人でも楽しめます。

 さぁ、次の目的地に向かいましょう。とりあえず地の果てまでですので、ナビの目的地を「稚内駅」とします。そうすると出てきた表示は「360km 所要時間10時間30分(笑)」このとき16時頃でしたから、「到着時間は2時30分ころです!」とアナウンスがありました。もっともこの時間は制限速度内の一般的な平均で計算してますので、そんなにかかるわけはありませんが、まぁ行きましょう。オホーツク海に沿って北上です。さて何時に着きますやら。
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