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2010-08-15 19:41 | カテゴリ:movie
ニューシネマ・パラダイスを観よう!

 先日AMAZONで、特売DVDを購入しました。トルナトーレ監督の『ニューシネマ・パラダイス』です。ご存知の1989年のイタリア映画です。何を今更と思う方もいるでしょうが、この映画を観た頃は確か大学生でした。その時のバージョンは123分の劇場公開版と呼ばれるもの。ちなみに155分のイタリア公開版もあります。で、今回観るのは何と175分(約3時間)の完全オリジナル版です。これは、監督が一番最初に編集したもので、ここから各シーン、カットを編集した、この映画の原型です。ですからしばらくぶりに観たためか、この完全版のためなのか、それとも自分が年をとったためなのか、ずいぶん受けた印象が違っていました。

 お話は、戦後間もないシチリアの田舎村。村の唯一の娯楽はパラダイス座という教会が運営している映画館。主人公の少年トトと映写技師のアルフレードとの世代をこえた友情。そして青年となったトトの恋…。耳に残るエンニオ・モリコーネのノスタルジックな音楽。

 映画前半はサルヴァトーレ・カシオ演ずる少年時代のトトの可愛らしさでぐんぐん映画を引っ張ります。この少年はロケをした村の少年から選んだとか。選ばれなかった少年らもクラスメートとして映画に出演するといった監督のはからいがあったそうです。村人のエキストラにも、この村の人々が多数参加しています。これがまたいい味をだしております。

 ただ、この完全版、どうしても映像がゆったりしすぎている感もあります。悪くいえばいらないだろうと思われるカットや説明くさい台詞も残りました。映像特典では、カットの意味や象徴するものを監督自身が解説してくれるので、興味深いです。

 この映画、有名映画監督となった成人したトトのいる現在から始まります。でアルフレードの死の知らせを聞き、回想へ。そして青年トトの初恋が悲恋に終わり、村を出るシーンで回想が終わります。回想シーンが暖かくて懐かしい画面に対し、現在のシーンはシャープでどこか冷たい映像となります。
 完全版には、初恋の人エレナとの後日談が語られます。そしてトトが故郷を捨てなければならなかった真の理由が明らかになります。これによって、トトとエレナの悲恋が更に、辛いものになりました。そしてアルフレードの隠していた秘密が…。これらの新シーン(というかカットされていたシーン)の復活によって映画全体の印象が変わった感じです。

…と、映画ブログではないので、ここからは一般人が反応しない部分にクローズアップを!

 イタリア・フランス製作の映画ですので、当たり前のようにイタ・フラ車が走っています。もちろん普段着のクルマたちです。
30年ぶりに故郷に帰ってきたトトと母親の感動の再会シーン(編み物を使った演出が素敵です。)には真っ赤なパンダと白い126が、華を添えます(添えてない?)。

 アルフレードの棺が霊柩車に納められ、それを見送る感動的なシーンですが、私は画面左のフィットウーノを見逃しません(笑)。

 霊柩車の後を追う人々、この後、古く朽ち果てた『ニューシネマ・パラダイス』をトトが見つける感動のシーンにつながるのですが、私は霊柩車の背後を通行する地味イタフラ車の行列を見逃しません。地味すぎて最近トンと見られなくなったフィアットティーポも観られます。この後ろにはルノーサンクもいます。

 おー、この黄色いのはあのチンクチェントの後継フィアット126ですね。奥にはフィアット500もあります。このシーン、普通のフィアットリトモも観る事もできます。

 極めつけは帰郷したトトと再会したエレナが乗ってきたのはランチアテーマ(フェイズ1)でしょうか。しかも普通に使いこまれた少々くたびれた感じが出ています。ちなみにトトはメルセデスに乗っております。故郷を捨て成功した男らしいチョイスです。
映画史上に残る傑作もクルマ好きから観ると、違った意味でも興味深い映画です。

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