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2008-01-07 20:33 | カテゴリ:Showroom
マルチパフォーマンス・スーパーカーって何だい?



 東京モーターショーで「ニッサンGT-R」が衝撃デビューをし、今時期各雑誌で特集記事を目にする機会があります。私は別段、日産ファンでもなければ、スカイライン党でもありません。ただ日産いわく今回の「GT-R」は「マルチパフォーマンス・スーパーカー」と表現しているため、「スーパーカーブーム」の洗礼を受けた世代としては無視できない車です。もちろん試乗など出来ませんので、走りに関してはおそらく「とてつもなく良い」でしょう。ですのでここでは触れません。

 まず日本のスーパーカーといえば「トヨタ2000GT」「童夢 零」そして「ホンダNSX」といったところでしょう。そして今回の「ニッサンGT-R」。もっともライバルのポルシェやフェラーリ、ランボは自分らの車を「スーパーカー」と呼ぶかは知りませんが。


 5日(土)、仕事の帰り通りかかった日産のショールームに1台の白いスーパーカーがあるではないですか。思わず立ち寄ってしまいました。
お店に入ると営業さんがにこやかに出迎えてくれ、私は「すみません、絶対に買えませんがGT-R見せてもらってもいいでしょうか?」と控え目に尋ねた。相手は何といっても「スーパーカー様」です。これくらいの礼儀は必要でしょう。しかし営業さんは、ニコニコしながら「はい、どうぞ。あちら奥にございますので、御自由にどうぞ。是非ドアを開けて中に座って見て下さい!」

何て腰の低いスーパーカーなんだ!


 ここからは私の妄想なのですが、例えば、フェラーリのショールームに、私がふらっと立ち寄るとする。私の風体からしても、このショールームの客層からあきらかに異質だというのは、営業氏にもわかるはずだ。で、このショールームにあの「ENZO」が鎮座しており、私がにわかに近寄り勝手にドアなどを開け、シートに身を預けようものなら、その瞬間、営業氏がさっと側に来て「お客さん、困ります。」と私を一喝するに違いありません。「スーパーカー様」とは、庶民の私めが触れる事も許さないほど、神々しいものだと考えております。

 何故、私が「スーパーカー」に対してここまで卑屈なのかというと、やはり少年時代に「スーパーカーブーム」の洗礼を受けたからなのでしょう。同年代の車好きな方には理解して貰えるのではないでしょうか。

 まだ輸入車を「外車」と呼びお金持ちの象徴であった今から30年は昔の話です。うちの近所の中小スーパーマーケットの駐車場で「スーパーカーショー」というイベントが行われました。北海道の田舎町ではスーパーカーはおろか「外車」ですら走っておらず、雑誌意外でその姿を見る事は不可能でした。その憧れのスーパーカーを人目でも見たくて当時、小学生だった私は、親にねだってチケットを買ってもらったものです。当日スーパーの駐車場はブルーシートで周囲に幕をつくり、「金を払わ奴には見せん!」というスタイルでした。「ポルシェ930ターボ(当時は911ではなく型式の930と呼びました)」「フェラーリ512BB」「ランボルギーニカウンタックLP400」「ロータスヨーロッパ(某漫画のせいで、当時はポルシェターボより速いと真剣に思ってました)」は「スーパーカー様」の称号は妥当ですが、ショーでは今となれば「これスーパーカー?だったらうちのムルもある意味そうだろう」と突っ込みたくなる車も展示しておりました。当時の写真を見ると「フィアットX1/9」とか「ポンティアック ファイアーバード トランザム」「ジャガーXJ6」などなど…。

 話は大幅にそれてしまいましたがそれ位のオーラが、この「GT-R」にあるかどうかで、「スーパーカー」かどうかが決まるのではないでしょうか。気軽に展示し、触れさせてもらえて嬉しい半面、もっと偉そうでなければならないと思ったりします。



 リアはお約束の丸テールランプです。「スカイラインは丸でなきゃ!」という愛好家たちが多いのではないでしょうか。知ったかぶりの少年などは「スカイラインは初代からずーっと丸いんだぜ!」と彼女にウンチクを語る場面に出くわした事がありますが、大きな誤解です。だから「35スカイライン」が出た時には「おぉ、丸テールランプ止めてる。頑張ったぞぉ!」と個人的に称賛した反面「こりゃ売れないだろうな…きっとマイチェンで丸くなるぞぉ」といらぬ心配までしたものです。今回「スカイライン」の看板降ろしたんだから、丸くしなくても良かったんですがね。


 「GT-R」が「スーパーカー様な部分としては、この純正のホイールとタイヤ以外装着不可な所でしょうか。しかもこれが、えらいびっくり価格というのもいい感じです。あたかもワガママな女優が「私は○◎△の靴しか履かなくてよ!」みたいな感じです。日産にしてみたら、今までのGT-Rのように、この車を街のチューナーに改造されることを拒みたいんでしょうね。



 今回一番のがっかりは、内装の質感です。常日頃思うのはプラスチック丸出しの、メタル調パネルの多用により、えらい安い車に乗ってる感じがします。340km/hまで刻まれた速度計など嬉しいですが、内装のセンスとう点では海外のメーカーにまだ及ばないと思います。






 で、次に気になるのは「GT-R」バッジ。
フロントグリルに「GT-R」、リアに「GT-R」。サイドに回ってフロントのサイドエアインテークに「GT-R」×2。ドアを開けるとサイドシルに「GT-R」×2、ステアリングに大きく「GT-R」。「GT-R」のインフレって感じです。もう少しさり気なく配しても良かったんじゃないかと。ちょっとこれ見よがしすぎて残念。

 全体的にケチつけちゃいましたが、全体から「どうだすごいだろ」っ的なオーラと「いいひと」なオーラの両方が見えます。これが日産のいう所の「マルチパフォーマンス・スーパーカー」ということなのでしょう。PS3すら買えないため、しばらくGT-Rの走りを堪能することはできませんが、走らせたら、細かいことなんぞはどうでもいいぜ!的な気持ちになるんでしょうね。是非、大人の方々に乗ってもらいたいです。
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