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2014-10-06 11:11 | カテゴリ:Event
緞帳Q!

 今年は39校参加の地区大会もあと残すは明日の最終日だけとなりました。ちなみにうちは10月4日、18番目の上演校として登場しました。
 学校から大道具をトラック積み込む際には、激しい雨が降り前途多難な状況で教育文化会館へ向かいます。ちなみに荷物は4トン トラックにテトリスのように積んでびっしり。運転手さんも「積める?」と不安そうでした。前日に学校の4階にあった舞台装置を1階までおろし、最終的にそこで組み上げ、細かい部分を修正しました。実はこの作業があとあと効いてくるので最後まで手は抜けないわけです。

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 顧問は当然舞台袖の上手か下手に待機しながら、生徒に指示を出したり、舞台が無事進行するように判断を下すわけです。もっとも客席から舞台を観る顧問の先生もおりますが、私にはそんな余裕はありません。

 上手にいると、「客が入っているのか?」「客の反応はどうなのか?」ということがさっぱりわかりません。
オープニングシーンは回想から。3歳の娘と父親が野球観戦をするといったシーン。このシーンがラストにつながるため重要なシーンです。今回は照明の種板を外注で製作してもらいました。写真ではかなりぼやけていますが、舞台ではこの親子の絵がきれいに映っております。

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 これが完成した舞台装置。うちの学校は毎年大きいのですが、今年の装置もちょっと大きめ。
球場のライトスタンドをイメージしております。舞台下手にはスコアボードを吊っております。初めスコアボードは黒一色でしたが、直前に時計や、広告、ボール・ストライク・アウトの表示が追加されています。この白があると締まります。

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 この台本を書き始めたのは、6月くらいから。別の芝居を作っていた時、同時進行で作業を進めていたわけです。その頃、同じく高校演劇の顧問の先生たちとの「秋の大会の芝居の構想を語り合う飲み会」で、簡単なプロットを発表。そうなれば後は台本を書くしかなくなります。実は本日、そのプロットを読み返してみたのですが、その頃からある程度イメージが固まっていたみたいです。

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 それもそのはず、このお話は数年前に書こうと頭の中でこねくり回していた内容を実際に形にしたからです。ただその話では主人公は大学生だったり(本作では高校生)、主人公の友人も複数登場したりしている所が違います。友人にトラウマを抱えた元高校球児がいたりしたのです。

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 そのプロットを基にまずは第1稿を書き上げました。まず最低人数で話が進み完結します。これはストーリーの直線道路を作る目的で書いたもの。次は部員の人数を頭に描いて登場人物を出してみました。主人公・その友人・ファンのおばちゃん・アイスクリーム売り・お父さん。それが第2稿。書いてみて「あれ?」部員の男子一名分の役が足りないなぁ、数え間違ってました。

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 そこで無理矢理、男子の役を考えて、物語に割り込ませました。さてどんな役にしようか?最初の構想では「古くからのファンのおじいちゃん」スタンドで一升瓶でお酒を飲みながら野球を観戦するような役はどうだろう?それとも応援団を入れてみようか?
 結局新聞記者を考えてみました。これは登場人物は基本主人公を励まし、主人公と同じ視点、同じ方角を見る役割、つまり主人公の理解者ばかりだから、あえて主人公と別の価値観を持った人物を入れたかったから。

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 しかし第3稿を書き上げて思ったことは、一人別の方角を向いたキャラクターを投入し、ストーリーを壊してみたかったのに、気が付くとこの記者も最後には応援者に変化していることに気が付いたわけです。しかも無理矢理ストーリーに投げ込んだので、さまざまな矛盾も発生しています。この段階で生徒の手に台本が渡ったのです。

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 第4稿で、生徒の意見を取り入れ、この記者が主人公を助けるような役回りになってしまい、どうもしっくりこず結局、記者の役割を元に戻した第4.5稿となりました。このバージョンを外部の人に見てもらい意見を求めたわけです。その後4.5稿を小変更した4.6稿で学校祭に臨みました。この学校祭版はあくまでも未完成品で公開通し稽古に近いものです。

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 外部からかなり的確な指摘を頂き、これを基に全面的に書き換えたのが第5稿。この段階でこだわりの遊び部分をばっさりと切り捨てました。私の性格からどうでもいい設定がどんどん膨らみ、話が前ではなく横に進んでいくことしばしば。ですから泣く泣く切ったシーンが多数となりました。この稿で「おとな台本合宿」に臨み、そこでアドバイスをもらい第6稿が完成したわけです。第6稿を夏休み明けに生徒に手渡し、練習再開。実際上演したのはこれに小変更を加えた第6.3稿。最後まで迷ったのはラストシーン。自分の中でかなり強いイメージがあったのですがやはり、それではすーっと伝わりにくいという声もあり、上演版が決まったのが9月下旬。

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 それがこのシーン。高校生は激しく舞台を駆け回り、唄って踊って、ギャグをやり笑わせて、感情マックスな台詞を言うのを楽しそうに観ていたりするのですが、うちの舞台はそれとは正反対。ですから高校生にはうけなさそうです。

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 でも自分としては好きなラストにはなったと思っております。そして舞台装置を毎年作りますが、今年の装置は結構いいものが出来た感があります。もちろん時間とお金があればまだまだ作り込みたい部分は多々あるのですがね。

とりあえず一つ芝居が終わったので、次の舞台の構想をうっすらと浮かべ始めましょうか。
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